こんにちは、今回は当ブログでも大変珍しい系統のものをご紹介します。
ハッピーセット:シュリケンジン
こちらはマクドナルドのセットを買うとついてくるいわゆる『おまけ』玩具です。この他にもニンニンジャーのアイテムがありますが、個人的にはいずれも興味はなくこちらのみの入手です。セットでは選べる/選べない色々ありますが、私はオークションでソフビを買った時に紛れていたものでした。
もともと興味が無いものでしたが、意外にも手にした感覚が良いので今回のご紹介となりました。なんとなく手に馴染む感覚を覚えたのは面白いです。この『面白い』と言うのはおもちゃにとってとても大事なことだと思います。
さてそれでは本体の方を見ていきましょう。材質はプラです。腕のみ塩ビ成型だと思われます。可動は腕のみなのですが、構えている剣がとても大きく見栄えがありとてもいい造形だと思います。プラスチックはとても厚みがありそうで丈夫に感じます。これが持った時に来る感覚の一つです。表面と裏のモールドはシャープではありませんがかなりの再現をしてくれています。
頭部上面の忍シュリケンもしっかりと造形されているのは素晴らしいですね。個人的にはここまで造形されているのは素晴らしいと思いました。顔・頭部・胴体・腕部に関しては一部塗装が施されワンポイントとなっています。造形にお話を戻しますが、手に馴染む感覚のもう一つは『あまり角がない』なんだか角を面取りしたような手触りがあります。この点もこの妙な手に馴染む感覚が面白いです。
一部のモールドに関してはシールでの再現となっています。入手時はシールが貼り付けてありましたが剥がしてしまいました。それでもシールが無くても見劣りはしないかもしれません。個人的にはシールは貼らない主義なのでこれでも良いかな?と思っています。モールド的に再現が難しいのが側面であります。この部分がほとんどモールドがないのはやや残念ですが全面と後面のモールドの出来が良いのでややばらつきはありますがトータルでは問題なく思います。側面モールドはかなり入れにくいのではないかと私は判断しました。
腕の部分は塩ビ成型、ここもプラで頑張ってもらいたかったところですが整形状の問題と突起部の問題で塩ビになったのではないでしょうか?最近は軟質パーツは塩ビになていますが、昔はポリでした。柔らかさよ塗装を考えると塩ビのほうが良いのかとは思いますが、耐久性ではポリのほうが良いでしょうね。ここでお話しているポリとは昔超合金のアンテナ部などに使われていたものです。黄色の・・・。
実は、レバー操作で稼働する人形などの出来を見ますとあまり期待出来ないと思われたハッピーセットでしたが、このロボはよく出来た物だと思いました。手に取った感触がとても良い持ちごたえのある玩具だとある意味感動しました。直立のロボットでもしっかりと作られていると感じるのはチープ玩具として満点をあげたい位の感動を覚える私でした。
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