所詮ハイパーはバット星人カスタム・・・ということで今回ご紹介するのはこちらです。
ウルトラ怪獣シリーズ:ファイヤーゼットン
こちらは一般公募によってデザインされたゼットンをソフビ化したものです。きぐるみはないのかな?なのでもしかしたら最初で最後の立体化なのかもしれません。
私はこれをワゴンセールで発見していくつか購入したものです。まずは一目見てゼットンだとわかった私が変なのかわかりませんが重量感があり動かないゼットンをうまく表現したデザインだと思います。頭部の触角がもうすでにゼットン触角ではないのですがこちらの方は角が整形上頭部と一体化してるので実際には銀で塗装されている所は繰り抜かれているのが正解。角が独立できていないため塗装でごまかしてるところが知っている方には残念なところでしょう。
私はこの銀色の部分も含めてリフレクター的な解釈をしています。体内の熱を効率よく放熱するには角状よりもこのように面積を取ったほうが理にかなっているように感じますしね。それと背中の棘も初代よりの進化として放熱効率を上げるためのヒートシンクに例えることができるかな?なんて思ってます。
このデザインの賛否両論点はかなりありますが、意外にもでっち上げで補完できそうな感じも致します。
赤い五本指も片手がヒートシンクを兼ねた大きな爪になっているのを補うためと掴みかかるだけで殺傷能力があるような手のひらを再現しているように思います。鎧状の外皮も重量感があります。
微動だにしない、でも瞬間移動ができる・・・初代に近くないですか?そして放出された熱量は空間までもねじ曲げているとしたら・・・近寄ることすら危険。それを利用した防御力はかなりのものだと思われます。
なんて怪獣自体のなんちゃって妄想解説になってしまっていますが・・・。
ついでに言ってしまいますと、ハイパーゼットンが何やら強いと言うイメージなのですが、結局キケロ星人サーガ(!!)にやられてしまったし・・・。あんなちょこまか動くゼットンはやっぱりバット星人のゼットンだなと思ってしまいます。多分ファイヤーゼットンなら動かず瞬殺できるような気がしてなりません。
ゼットンは動かない恐怖がつきまとうのが魅力だと思う昭和の人なのでこちらよりでもいいかな?なんて思ってます。デザイン云々よりもその扱い方がゼットンらしい方が私は好きですね。
あえてゼットン要素、色とか風貌とかを薄めていますが、こちらの方がよりゼットンらしいと妄想できるそんな存在であります。
あえて薄まったデザインと申し上げましたが、頭部にしっかりと初代ゼットンが残っているというにくいデザインでもあります。
不人気と特殊な立体化でもう二度と販売されないのではないかと思われるこのファイヤーゼットン、私はこの風貌が結構好きなのです。
動かないゼットンは最強です!!
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