ソフビやヒーロー怪獣物などが多いこのブログですがちょっと珍しい物をご紹介。
ミクロマンコマンド3号
なぜ3号?と思う方もいるとは思いますが、このミクロマン3号はその前にモアイの1号、スフィンクス?の2号がありこの3号は『土偶』をイメージして作られたと思います。ほら、なんとなくケースや本体に面影がありませんか?ミクロマンというのはタカラのオリジナル玩具で変身サイボーグからのお得意路線です。全身が色々動くお人形で乗り物や仲間たちもたくさんいました。大きな基地が作られたのも印象的なおもちゃです。まさに男の子版リカちゃんハウス的なものだったのではないでしょうか?
関節は小気味よく動きますが、私は格好いいポーズを取らせるよりも何かにちょこんと座っているのがいいなぁと思う次第であります。まるで棺桶のようなケース(2号に至っては完全にそれ)これが世界観とマッチしていてケースなのに遊びの一部に組み込めるデザインは素晴らしいですね。
とは言うものの、だったら私はカラフルな他のミクロマンのほうが好きだったりします。ちなみに最初期の物は裸足でこれもまた面白いと思いました。シンプルな物もいればこのコマンドのように手足に余計なものがついてるものもありますが個人的には子供受けは良いもののちょっと邪魔かな?といったところです。ケースにしまう際には足のパーツは外さないといけないので意外とこれが面倒だったりします。
造形的にはとても良く小さな体に色々とディテールが入っています。そしてこのミクロマンコマンドの目玉は、このボディに蓄光ギミックが搭載されているところです。暗闇で光ります。ぼやーんとね。
このテツヤくんは黒の地味な色なのですが、このお陰で少しは見栄えのあるものに感じますかね?ちなみにミクロマンは個体色で名前が付いてます。
昔の販売形態だと本がついていて内容は漫画だったそうです。吹き出しがミクロマン文字?になっていて自分で翻訳して読んだそうですよ。
>
可動部についてですが、当時の物を再現してあるようなので腰の部分はゴムが使われているのでしょうか?もしここが切れたらミクロマンはバラバラになってしまいます。どうなのでしょうか?復刻版なのですがもう10年以上前のものですので無理くり確認は出来ませんね。
話の途中で言ってしまいましたが、こちらは復刻版です。ちょっと当時物とは材質が違っているようですがあまり感じませんね。個人的には乗り物系もあったら良かったなと思うところでありますが贅沢な悩みでしょうか?
現在の可動人形に比べて曲がる角度や可動部は甘い所はたくさんありますが、日本の可動人形の源流みたいなものなので当時としてはとても珍しいものではなかったのかな?と思います。
この当時は怪獣やヒーローが売れていた時期にしっかりと独自路線を持てたことが後のタカラの成長に貢献したのではないでしょうか?奇しくもマスコミ物の玩具で勝負を避けたタカラとトミーがその後にといったところを見ると感慨深いですね。
ミクロマンから可動人形はどんどん小さくなってしまいましたが遊びの幅はどんどん広がったと言うおもちゃとしてはとてもいい流れになったのだと思います。
そのうちトミカに乗れる可動人形とか出来ませんかね?なんて思う私でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿