ゴジラにまつわる物をご紹介していきます。第3弾はなんと私のブログでは大変珍しいこちらです。
食玩メカゴジラ
何故珍しいかというと、こちらいわゆる塩ビ製の怪獣です。そうなのです、この辺りの時期から塩ビに対する私の知識が増えたことによってこの時期以降はあまり塩ビ人形を買わなくなっていきました。そんな節目の辺りの品物です。
当時、お菓子売り場に行くと安価で購入できるこちらの物をかごに一つ入れて・・・と言った買い方をしていました。もちろんソフビが好きでしたのでメインはソフビ製のものでしたが、やはりディテール的にはこちらのムクの塩ビ製品のほうが勝っておりなおかつ商品展開も多かったのです。そんなわけでこちらの商品もその流れで購入しました。
やはりムクの塩ビ、ソフビにはない重量感とハイディテールは持っていて大変満足できるものでした。同じシリーズにゴジラもあったのですが、こちらはあまり触手が伸びなかったのが面白いところです。意外にもゴジラよりもこちらの方が断然出来が良かったのと見るからにメカゴジラを再現しているように感じたのです。それと最新怪獣が容易に手にできたのも大きいかもしれません。(ちなみに84ゴジ以降のスタイルがあまり好きではなかったところもありますね。)
成型色はシルバー、当初はくるみ塗装?とちょっと期待したのですがこちらは成型色でした。なので金銀の材料を型に流し込むムラが出ていていかにもゴム製品チックな感じが好きではありませんでした。見た感じでもよくわかりませんがポイントでシルバーが吹きつけられているような感じがします。それとワンポイントの目の黄色が綺麗です。
3度目のメカゴジラはスーパーXの流れをくむ人間側のゴジラ対策兵器、以前の物よりも丸みを帯びたデザインが特徴です。この後も新たなメカゴジラが作られますが、この特異なデザインはこのメカゴジラだけです。この丸みを帯びたデザインは賛否両論、私もあまり肯定は出来ませんが、良い者チックなデザインではあるかな?と思います。頭頂部の角から背びれにかけてのラインはまさしく初代メカゴジラのそれを彷彿させるところがうまいと思います。顔に細かいスジボリが走っていますがこちらは凹モールドなのでとっても綺麗です、ただし彫りが甘いので墨入れはちょっと無理ですが・・・・。
手の指もかなり綺麗に抜かれています、初代メカゴジラのミサイル指も素晴らしいですが生物的な曲がるデザインの指もこの時代らしいですね。
そして全体のプロポーションもこの時代のゴジラに合わせて作られていますので下半身にかけての重量感あるデザインは素晴らしいです。まさに新世代メカゴジラですね、そんなところもしっかりと造形化されています。
実はこのメカゴジラは背中に羽(ガルーダ)がついて機動力と攻撃力がUPするのですが、こちらの方はまだ付いていません。言うなれば先行発売に近い形でしたのでネタバレはやめたのでしょうか?私は羽がないほうが好きです。ちなみに私は84以降は見に行くことはなかったのでどのような活躍をしたのかはうるおぼえです。昭和のように穴が空くほど見ることもありませんでしたからね。
実はこの後、この造形が良かったのかどうなのかはわかりませんがシリーズ名を変えて発売されたり一部改修をされて販売されたりととても息の長いモデルとなりました。そして我が家のメカゴジラも塩ビの中では比較的安定していて経年劣化は今のところ見られていません。
怪獣を望みそして怪獣が生まれたとても素晴らしい時期のゴジラ、その一つがこのメカゴジラです。
シンゴジラ見終わった後にでもじっくりと見てみてはいかがですか?
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