今回はこちらをご紹介します。
食玩:ウルトラセブン
メカゴジラに続き塩ビ人形第二弾になります。こちらの人形は何回も再販されているのでお馴染みの方もいるのではないでしょうか?子供の頃に買ってもらったものがちょっと大きくなってからまた売られていたなんて思いをした方もいるのではないでしょうか?
塩ビムク。私としては敬遠する分野なのですが、こちらヤフオクで大量にソフビを購入した中の一つです。なので個人的には大量の中のおまけ程度の認識なのです。
ただし、おまけとしては中々に存在感のある出来栄えでとても良い立体物だと思います。全体としては等身の高いスラっとした姿がウルトラセブンの当時のイメージそのままです。ソフビ人形がスタンダードでもプロポーション的にイマイチ感があったのでリニューアル版が出るまではこういった塩ビムクの物がディテール的にも優れていました。今では劇中再現を主として造形されているのでこのようなイメージを立体化したものが逆に珍しくなってしまったような気がします。
造形的にはさすがに塩ビですね、きっちりとシャープな出来栄えです。残念なのはアイスラッガーの穴がシャープではないのとその後部がソフビと同じ処理になっているところですね、塩ビなので別パーツにしてもいいのでしょうがこの小ささだと別パーツにした場合一体感がなく浮いたようになってしまう可能性がありますし型の分割を前後ろから左右にしても今度は正面から見るとパーティングラインが目立ってしまうのでこの造形方法が一番しっくり来るのでしょうね。
やはり細かい造形はウェットスーツの合わせ目も再現されていますので素晴らしいです。頭部もそのままウルトラセブンと言う感じでかなり似ていますが横のパーティングラインがかなり目でちますね、これは食玩としては充分なレベルですし問題はないでしょう。むしろその分塗り分けが綺麗で眼の部分の塗り分けはかなりびっくりするものです。同じく塗り分けはプロテクター部分にも見られ穴の一つ一つが塗られています。流石に後ろのプロテクター穴は塗られていませんが・・・・。
電池収納部も文字に邪魔されていますが微かに膨らんでいて目立ちはしませんが造形されているのは良いアレンジだと思います。電池の再現にこだわるあまりイメージ的な立体化に水を差すようなことのない控えめな造形が奥ゆかしさを感じさせます。
塩ビ商品なのでパーティングラインや金型の回避することのできない部分がありますがそれを目立たないように後ろに集中させるなど工夫されている所はすばらしいですね。
それとどうやら全身を塗装してあるらしく(多分成型色は白っぽい色)赤の塗装がとても綺麗でとても見栄えがします。実は単なるベタ塗りなのですが塗料の質や光沢の出し方であまり安っぽく見えないのがすばらしいです。
実はあまりこの赤は好きではなくなんとなくオレンジっぽい方が好きな私ですが、この存在感はつい手にとってながめてしまうばかりであります。
このようなゴム状のムク人形は『美研の怪獣』から始まりソフビとともに育ってきた分野です。安くてシャープなモールドを実現できるマテリアルとして今後もっとたくさんのアイテムが作られると思います。個人的には加水分解が怖いので敬遠してますがこれからの成長が期待できるものでもあると思います。
・・・そう言えば美研のイカルス星人、すぐべたついたなと思い出にひたる私です。
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